リメンバーガチ恋 おうち時間

コロナの影響でいろいろなエンタメが中止や延期になって、ここ1年ほどほとんど現場に行っていないわたしも舞台のチケットを1枚払い戻すことになってしまった。

とは言え実際の生活にさほど影響はなく、GWに旅行に行けないなあとかスポーツクラブの大きいお風呂に入れなくて嫌だなあくらいのものだった。仕事は隔日でテレワークになった。ちょっと不慣れで大変だったけど通勤の往復2時間が寝る時間に出来てラッキーだった。

そんな中、昔ガチ恋をしていた男が事務所を退所したというニュースが飛び込んできた。

このエントリの男である。しばらく生で見ていないし、追っていたのは7年くらい前のことなので ふーんとしか思わなかったけど退所後すぐにカスタマイZ時代のメンバーと2人でYouTubeを始めていたので、テレワーク中の作業用BGMとして図らずも大活躍してしまった。

ガチ恋していた推しは栗原吾郎という人なんだけど、動画で久しぶりに動いている姿を見たらあまりにも顔が良すぎてウケた。わたしと同い年なので今年度で25歳になる代で、追っていたのは17歳くらいの時なのでお互いアラサーに近づいていることがまず激ヤバという感じだし、スターダストプロモーションみたいなでっかい事務所辞めたら一般人に戻るんじゃなくてYouTuberみたいな自己発信をするんだ!?みたいな衝撃とか、磨きがかかりすぎた顔の良さとか、なにもかも全部がエモすぎて動画もTikTokも全部見た。そもそもJKだったわたしが社会人として仕事をしながら栗原吾郎の現在を見るという現象がエモいけど。

正直なところ7年も経つと当時抱えていた感情を鮮明に思い出すということは一切なく、"栗原吾郎の顔が良いbot"になるだけだった。昔のブログを読むにどうやらガチ恋だったらしいがなにも覚えてない。しかし顔がいい。まじで顔がいいのでここで一旦このTikTokを見てくれ。

顔が玉城ティナ。中顔面が短すぎる。肌が綺麗。CG。

 

なんかわたしが追ってたときは本当にバンドなんかやりたいのか?と思ってたし、おたくと話すの楽しくないだろうなーと思ってたしなんでこの活動してんのかなと思うことがあったけど、そんな印象だった男が数年後に自分の顔を武器にして生き残るコンテンツ(てぃっくとっく)を自主的にやっているというのが相当衝撃だった。この服もわざとでしょ。

自主制作の曲を作ってYouTubeにあげたりなどもしていて、カスタマイズ・Zとしてのバンド活動もあながちやりたいことちゃんと出来てたんだなあと思って感動した。YouTubeなんてアイドルのMVを見るくらいしか使ったことなかったのにこのテレワーク期のハマゴロで相当楽しませてもらえたので良かったな。

というようなことを考えていたらガチ恋のおたくが見るような夢を見てしまってばちぼこにしんどかった。まじでしんどすぎてキッツ…となったし、暫くおたくしてないからと言って根っこは早々変わらないんだなあと思った。

学校で隣同士の席になって「久しぶりだね(照」みたいな夢だった。途中で場面が切り替わって突然わたしが過去にあげたプレゼントに着替えた栗原吾郎が出てきたりしたのが一番キツかった。もう二度と見たくない。

 

一応弁明するとスタダは内部で色々と部門が分かれていて、栗原吾郎の所属していた芸能1部にはプレゼントをファンから見えるところで身につけないという、おたくの間でまことしやかに囁かれている噂があった。真偽は不明だけどわたしはこの人に関しては一度もプレゼント着用を見たことがなかった。深層心理でそれを7年間引きずってたとしたらまじで怖すぎる。

芸能1部のプレゼント問題、栗原吾郎のあとにさくらしめじというのに一瞬ちょっかいをかけたことがあって、そのときは芸能1部の子だけど着てくれた写真が公式Twitterにあがったのでまじでプレゼントを気に入ってもらえなかっただけという可能性も全然ある。がくちゃんに似ている動物をアルパカにしたのはわたしだよ。

 

YouTube栗原吾郎の隣にいるハマについてはカスタマイZを追っていないのでまじでごろーの友達という以外の印象がなく、YouTubeを見て"ごろーの友達"から"ピアノが弾けて面倒見が良さそうなごろーの友達"にグレードアップした。

 

f:id:skr21:20200530000529j:image

はまの写真これだけあった。Zと撮ったのまじでこれだけだったな。この日はさくらしめじから回したんだけど、グルショ撮ってるのに家にZのCD1枚もないから不思議だね。曲もデビュー曲しか知らないし。

 

懐古出来る思い出も記憶もないんだけど1個だけ見てほしい画像があるので付き合ってください。f:id:skr21:20200530000756p:image

これはわたしの後ろ姿(赤い服)と、それに目線を送るくりはらごろうくんです。公式のTwitterかなんかにあがったやつだけどこれは末代までの宝にしている。顔…って感じだけど当時はこれが最大限のレスだった。最前すらスカスカなのが見て取れますね。なかなか振るわないバンド活動つらくなかったかな。

 

などと色々と調子に乗って考えていたらこんなブログを見つけてしまって即死した。

親切におたくの掛け声を文字にしてくれているんだけどケチャを(捧げ)と書いているところとかやばかった。こんなのやってたな。いまやれって言われたら罰ゲームでしかないな。ていうかケチャっていう単語自体久しぶりすぎて自分で言って震えた。死語とかになってないかな?ケチャ…

 

当時はずっと病みながら追ってた気がするけど総額でも20万くらいしか使ってないと思うしJKのうちに通り過ぎておいてよかった現場だったので結果良い思い出になったと思う。

ここの現場のおたくは今は2人だけ付き合いがあって、それ以外の人たちは行方知れずだけどみんな何してるのかな。わたしは結婚しておたくではない何かになったよ。

 

なんかTikTokとかYouTubeみて顔が良い!!!となるけど、今更超好き(´;ω;`)しんどい(´;ω;`)という感じにはならないなあと思った。手に入らない物に対してのめり込むみたいな能力がこの約2年半の結婚生活で消滅した感覚が自分の中であって、家には毎日好きな人がいるので執着心がそこで満たされてしまっていて、なにかのおたくとして心を燃やすだけの燃料がもうない。

でも動画を見るのは普通に楽しいのでこれからも出来る限りで続けてほしいし、今後リアルイベントやるなら1回くらい行きたい。認知なんて100億年前に切れてるだろうけど2020年代に生きている栗原吾郎の顔面を生で見たいな。

ていうか事務所を辞めるなどしてYouTubeデビューする人ままいるけどそれを継続している人たちがどれだけいるかって話で、開設2ヶ月弱で働きながら動画17本上げてるのが相当偉いと思った。なんかすごく真っ当な雰囲気があっていい。落ち着いてて文章の組み立ても支離滅裂じゃなくて、普通の人だなあと思える所が良い。再生回数少ないけどゲーム実況も作業用BGMとして優秀だったからまたやってほしい。

 

趣味として芸能人を応援することにわたしはもう全てを捧げることができないので、きちんと生活できてそうな人にしか向き合えないというのがある。わたし自身が安定した暮らしにすごく執着があって、その結果結婚にたどり着いたようなものなのでコロナの影響で舞台などの仕事がなくなって収入がやばいとか、役者としてそもそも売れてないから生活が厳しい、みたいな人を見るのがしんどい。

その人にとって何が幸せかというのはそれぞれだけど少なくとも見ていて一瞬でも生活大丈夫かな、という思考がチラつくともうキツいので現在のハマゴロは別に本業があるらしいところが安心できて本当に助かってる。接触厨も大人になるといつでも接触出来る地下アイドルとか俳優より自分がいてもいなくても誰も気がつかない対象の方が良くなっちゃうんだな。

 

そんな感じでいろいろと考えてしまったYouTuberデビューでした。

 

過去の唸り

側にいるのに遠いから - さくらまつり

側にいるのに遠いから② - さくらまつり

笑顔で君とはさよならするよ - さくらまつり

 

おしまい