会いに行ける大義名分をやっと手に入れた(2.21追記)


この間の大安に2年前の街コンで知り合った人と結婚した。元ガチ恋の女、22歳で電撃結婚の巻。

 

それはどうでもいいとして、

わたしが自信をもって今この一瞬が人生で一番幸せです!!!って思える時がきたら、久しぶりって言いに現場に行きたい。

わたしの理想の男性像 - さくらまつり

推しより先に結婚するのが今のわたしの夢だ。ぜっっっったい先に結婚する。そして推しが結婚したら、心からお祝いしたい。多分今のゆるおたの状況でもわたしより先に結婚されたらきっと病んじゃうもん。

喉元過ぎれば熱さを忘れる - さくらまつり

過去のエントリでこんなようなことを書いたけど、わたしの結婚が決まったあたりでちょうど前推しの接触イベントがあった。

 高校一年生から思春期をまるまる捧げて、応援と恋がぐちゃぐちゃのまま4年間ガチ恋をした俳優に、厨降りから2年が経ってようやく胸を張って会いに行ける大義名分が出来た。ので、行った。

写真集を2冊買うと参加できるイベントだった。8000円くらいかな。

会議室みたいなところに椅子がたくさん並べてあって、ざっと100数席くらい。わたしが降りた瞬間にドカンと売れたので周りはほとんど知らないファンの人たちだった。何となく皆穏やかな人たちに見えたなあ。

座席が直前にクジで決まる仕組みになっていて、わたしが会場についた時には100数席ある座席は殆ど埋まっていた。今も前推しを追い続けている友達と一緒に入ったんだけど、2連が空いてるところが最後列しかなかったので最後列に座った。

最後列に腰掛けて、イベントが始まるまでの10分くらいは心臓が口から飛び出そうなくらい緊張した。

 

イベント内容は写真集のオフショットを見ながらトークみたいな感じだったんだけど、まあ喋りのうまいことうまいこと。やばいほどに喋りが上手くなってて泣けた。

本人が話すたびに会場が沸けば人気出たんだなあって泣けるし、淀みなく喋ればそれだけ場数を踏んだんだなあって泣けるし、最後列からかわいくヘアメしてるファンの子の後頭部見るだけで泣けるし、一人称が僕から俺になってたのも泣けるし、ずっとわしが育てたヅラをしてしまった。

そもそも写真集を出せること自体超すごい。東京だけじゃなくて大阪でもイベントやってるのもすごい。2年も経ったらわたしが知ってる時とはファンも本人もまるっきり変わっててコイキングギャラドスになったみたいだった(?)

 

和やかな雰囲気でイベントが進み、最後の本人挨拶で詳細は忘れたけど、「ファンの人たちが普段何してるのかなーとか考える時とかあって。いつもいてくれる人とか、あまり来なくなった人とかも、ねえ?」でこっち見てきたときにわたしは5回死んだ。あーーこういうところーーこういうところが好きだったなあと思いました。どこにいても的確に見つけてくるレーダーを搭載しているところが。

その後にお渡し会があって、前から順番に並ぶ形だったので最後の方まで生殺し状態で青い顔しながら元推しの目の前に立ったら推しに名前呼ばれて久しぶりだねどうしたの?って言われてまた死んだ。わたしが応援していた4年間は殆ど接触がなくて、想像力を駆使して沸いたり病んだりしてたから生身の彼の耐性がまじでなくて、泣きそうになりながら結婚することを伝えておめでとうって言ってもらって(言わせて)終わった。

 

これだけでわたしはもうお腹いっぱいだったけど、なんとチェキ会があったのだった。わたしが厨をやっていた期間、舞台の全通特典で2ショチェキがあろうとも決してそれは許されなかった。チェキ禁の為、差し替え特典として謎の手形やサインで誤魔化されてきた。

まさか厨降りから2年後にチェキ(2000円ポーズ自由)が撮れるなんて思ってもみなかった。レア度や単価を上げるわけでもなく、ただ突然解禁になったチェキ、撮らないわけないじゃん、、、

ていうか、写真集イベントの物販のチェキが2000円って意味が分からんし。写真集をうらないのかよ!良心的すぎかよ…。上限2枚なので4000円を払ってチェキを2枚撮った。今わたしがゆるく追ってる俳優はチェキ2000円(ポーズ指定禁止)なので、現在大人気の元推しの方がコスパが良くて辛い。

 

はじめてのチェキで、ポーズ自由で、当日急にそんなこと言われても全然思いつかなくて、ベタなやつを1枚撮って、あとは「人妻になるまえに距離が近いやつが撮りたい」と伝えて撮ってもらった。f:id:skr21:20180124235444j:image

地下アイドルなんかのそれと比べたら大したことないけど、もっと距離近いやつ撮ったことあるけど、でも、この人とチェキが撮れるっていうことにあまりにも意味があった。左のやつは推しの手がぐるっとわたしの耳のところにあって、すぐ真横に顔があってぴったりくっついてて、死んじゃうかと思った。

好きで好きでつらくて泣いたりとかして、高校のとき全然友達いなかったし週6でバイトしてたけど全然へっちゃらだったのは間違いなくこの人が常にわたしの頭の真ん中にいて楽しいところにたくさん連れて行ってくれたからだなあと思う。

普通の恋をしたことがないJKだったからへんな方向に拗らせちゃったけど、応援していたときも今も、本当に本当に素敵な人だなあとそれだけは変わらずに一貫して思ってる。ファンが冷めた途端にアンチにジョブチェンジするのまじダサいから気をつけようって思ってたけど、こと彼に関しては心配ご無用だった。

 

今も変わらず好きだし応援してるけど、思ってるだけで現場に行ってないしお金もほとんど払ってない。全通とかしてた2年前より今の方が人間としてはまともだと思うけど、ファンを名乗る人間としては最低最悪なので、わたしはもう彼に対しては何も言えない。

 本当に素敵な素敵な素敵な人だなあというのがわたしの6年間の感想なので、これがだれか1人にでも伝わったらいいな。大平峻也くんという俳優さんです。

この先の俳優人生が大平くんにとってより良いものとなりますように。

 

 

【2.21 追記】

読んでくれた方、ありがとうございました。もっとまじめに書けばよかったな。勝手に降りて勝手にまたイベントに行っただけのおたくの記事を好意的に捉えてもらえたみたいでとても嬉しかったです。

 

今となってはたったの4年間と思うけど高校1年生からの4年間は体感的にとても長くて、多分今から丸4年間誰か他の人をガッツリ追ってもああいう感情にはならないんじゃないのかと思う。

一番最初に応援しようと思えたのがおおひらくんでよかったな。

おおひらくんはすごいんだよ本当に。

skr21.hatenablog.com

 

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おしまい