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さくらまつり

非オタへの道(失敗)

隣の芝は青かった

季節は春。3〜4ヶ月に1度くらいしか更新していないおかげでエントリをあげるたびに状況が変わっている。最近起きた出来事を上げるとすれば俳優のおたくを辞めて彼氏が出来た。

 今年の頭に特定の誰かを追うということを辞め、めでたく一般人になった。
4年追いかけた人(伏せる意味もないけど俳優①とする)の次は半年しか持たなかった。やはりわたしが一筋に誰かを追い続けられる人間だったわけでなく、彼が特別素晴らしい人間だったのだなと噛み締めた半年間だった。
 
今はほぼ一般人としての生活を送っている。昨年末に街コンへ赴いたところ運良くご縁があったので、ごく一般的な1mmもおたくではない男性とお付き合いをしている。(街コンについては今の彼氏が彼氏でなくなった際にレポを残したい。個人情報だし身バレが怖い。リアルタイムで現状をスレに書いていた電車男まじでどうかしてる)
 
小学生の頃はジャニーズが好きで、中学生の頃はヴィジュアル系とか寺山修司とか丸尾末広が好きな典型的な厨二で、中3の冬にテニスを知りそこから今まで俳優とアイドルのおたくだった。授業中もバイト中も仕事中も常に推しのことを考えていたし、自分でお金を稼ぐことが可能な歳になってから舞台やイベントに給料のほとんどをかけるのが当たり前だった。
半年の人はあまり仕事がなく、ひと月の現場は2.3回程だったけれどそれでもなぜか5.6万くらいはかかっていた。貢ぎ1回2万が2回とチケ代と考えればそんなものかなと思う。
 
一昨年あたりから"このままおたくを続けてはいけない、いつかはきっと辞めないといけない"とずっと考えていた。だけど特別大きなキッカケがなく、俳優①のことは好きだった為にズルズルとおたくを続けていた。
俳優①のファンでいることを辞めて違う現場へ行ってから4ヶ月、おおかたその人の過去作や周辺を掘り尽くしてから突然”実は好きではないのでは?”と思い始め、ようやくじゃあこのまま辞めちまおうという考えに至って街コンへ行った。
 
ここまでが前置き。
 
 
それまでのわたしの思考の全てを占めていたおたくを辞めたら、当然だけどわたしの生活の軸になっていたものが消えた。今まで朝起きて仕事をして夜寝るまでいつも俳優のことを考えていたし、次の舞台のことや手紙に書く内容、プレゼントの案を考えていた。でもそれがなくなったらびっくりするほど何も考えることがなかった。焦って、とにかく何かしらしなくてはいけないと思い無理矢理予定を詰めた。
 
今年頭に成人式があったこともあり、友達の少ないわたしでも運よく地元の人と同窓会をしたり何度か飲みに行くことが出来た。小中の同級生とはほぼ連絡を取っていなかったので会ったのは5〜8年ぶりだった。それだけ時間が空けば会うと必然的に話す内容は昔話が大半で、それを終えたら自然と今現在の状況、嫌いなやつの話、彼氏の惚気の3つになっていった。
 
おたくだった5年間を思い返すと、わたしはほとんど現場で知り合った人としか遊んだことがなかった。高校の友達と休みの日に出かけた記憶って3回くらい。おたくと遊ぶときは大体推しがかわいくてかっこいい話か舞台の感想ばかりで、そういえば人の悪口とか暗い話ってあまりなかったなあと思いながら地元の人と飲んでいた。
暇でさみしいからわざわざ遊ぶ約束を取り付けたのに、いざ会ってみると嫌な奴のものまね大会と化す飲み会に早々に疲れてしまい一か月そこそこでおたくでない友達を誘うことをやめてしまった。
 
土日のどちらか片方は彼氏と会って、もう片方は友達と遊び、平日余裕のある日は美容院に行ったり気になる舞台を観に行くっていうおたくの頃憧れていた生活を3か月やってみたけれど、どうもしっくりこなかった。多分俳優おたくを飽きたから辞めたわけじゃなく、いつまでもおたくをやってちゃ駄目だと思って無理やり辞めたことにしたせいだと思う。
 
おたくを辞めたら自分にお金を使えるようになるから服だって好きなだけ買えるし、推しが出てるからって理由だけであらすじも読まずにチケットを確保しないで良くなる。気になる舞台も沢山観に行ける!って、ずっとそう思っていた。実際その通りなんだけど、わたしの場合は思う通りにはいかなかった。
自由に使えるお金はあるけど、お洒落をしよう!って思うモチベーション=俳優を観に行くことなんだって発覚してしまった。化粧するのもプリンを染め直すのもネイルするのも服を買うのも、全部全部推しとか同厨にキモいって思われない為だったらしい。鎧かよ。
お金ない中でも頑張ってやりくりしてきたことが急に全部面倒くさくなってしまった。舞台やライブ観に行くのだってそうだ。
前までは俳優①が出ていればクソ脚本と思った時も芝居してるところが観られればそこそこ楽しめたので発売日に問答無用で全部確保していた。だけど目当ての俳優もいないのにつまらなかったら最悪だなと考えてしまい、絶対面白いって確証がある作品しか観に行かなくなった。チケット代の5000円が急に高く思えてしまった。
 
ひと月あたりの外出日数で言ったら確実におたくでない今の方が多い。だけどおたくのときの方が俳優のツイートに喜んだり嫌いなおたくにイラついたり仕事がなくて悲しかったり舞台が楽しかったな〜って思ったり、喜怒哀楽が山ほどあって気持ちの面では忙しかったなと思う。楽しくてやってた趣味に負の気持ちが増えてきたからおたくを辞めたというのに、今おたくの頃は良かったって言ってるから本当にいつだって隣の芝は青い。

新しい趣味を見つけたい。やっぱりわたしは趣味:彼氏にはならないんだなとつくづく感じた。好きだなあとは思うけど、毎日朝から晩まで彼氏のことなんて考えないし、週末に会って一緒にまったり出来る人くらいの位置付けだ。のんびりまったりも良いけどやっぱりわたしは80点の緩やかな楽しさじゃなくて120点のとびきりハッピーと−100点のメンヘラ期のある毎日が良い。何かのことを考えて一喜一憂したいんだけど、それが出来る趣味ってなんなんだろう。

cocoloni.jp

 
雨宮まみさんのこの連載に毎回元気づけられてるけど、この間の更新記事がタイムリーすぎて100回くらい読んだ。

 今わたしに必要なのは、きっとご飯が美味しいとか髪が綺麗に染まったとか天気が良いとかいうちょっとした幸せで毎日が充実してるって思えるようになることだと思う。贅沢すぎる悩みなのは分かってる。次このブログを更新した時にまだ彼氏と続いていればいいなと思う。

リア充への道のりはまだ長い。