オタク辞めたい病

おたく辞めたさのみ。

18歳のときに「あと4年したらオタクをやめてまともな人生を送ろう」と決意してから1年が経った。そして現在絶賛オタク辞めたい。
なんであと4年かって言えば、22歳=大卒の人の年齢なわけで、22歳になったらスッパリ辞めて恋愛して早いとこ結婚して子供を産もうとテキトーに考えていたからで。

…なんか、無理じゃない?あと3年オタク続けたとしてわたしは今の俳優を6.7年くらい追い続けることになるわけで、22歳になったらはい辞めますとか無理感しかない。明日やろうは馬鹿やろうって言うし。今30秒に1回はオタク辞めたいって思ってて、ずっとずっと前から思ってて、でも実際辞められてないわけで。推しから干されたまま推しかぶりからも嫌われたまま悪口を言われ続けオタクも辞められず恋人もおらずズルズルズルズル年を重ねていく未来が想像出来すぎてしまう。辞めたところでわたしを貰ってくれる人も現れそうにないし。

ただただ、怖い。高校ではバイトしかしてこなかったし友達も1人もいなかった。辞めるなら20歳になる前の今だなって思う。けど、だけどたまにブログが更新されると、あ〜この人の3年後楽しみだな〜〜〜〜と思うよ。辞められないし辞めたくないけどオタク辞めたい。


おまいつと在宅

今週のお題「これって私だけ?」

 

アイドル現場においてブログやTwitterで「○○とはなんだったのか」みたいな記事を書いている人は大抵が在宅で、現場に何の利益ももたらさず液晶画面の前でのみご高説を振りまき在宅同士でのみ分かち合い楽しんでいる寒い人たちだと思っていた。

ここで言うブロガーは武道館、ドームツアーをやっているレベルのアイドルではなく所謂地下アイドルやフリーライブで特典会をやっているアイドルグループの在宅ブロガーを指す。

現場を成り立たせているのはガチ恋だし煩くて厄介で大なり小なりルール違反もするけど、ちゃんとCDを買って特典会で騒いでいる人たちだと思っていたし今も思っている。違反はよくないけど、そうなってしまっているのが大多数だと思う。

だけど非ドル現場を降りた今、わたしは現場にも行かず自宅で公式Twiterやブログを見て好き勝手言ってるだけの全くお金を落とさない嫌いだったはずのただの在宅オタになってしまった。


ミリオンドール というWEB漫画がある。

 ひきこもりのアイドルオタク「すう子」は、1つだけ特技を持っている。 それは、ブログの力で女性アイドルの人気に火を付けること。 すう子は福岡県糸島市の地方アイドル「イトリオ」に目を付けて売り出そうとするが、 アイドル現場のカリスマ「リュウサン」と地下アイドル「マリ子」の存在が立ちはだかる! 業界で話題の「ミリオンドール」は、アイドルオタクである筆者藍が描く、リアルすぎるアイドル群像マンガ。 

在宅ブロガーのすう子と現場TOのリュウサン、アイドルグループのイトリオ、ソロのマリ子の視点から観たアイドル現場を取り巻くお話。

 

まず、わたしはすう子もリュウサンも実際に通う現場が被っていたのならものすごく苦手だし絶対無理だと思った。

すう子がブログでいくらもてはやされていたとしても直接現場にも通っていないしほとんどお金を落としてもいない。

楽しむためにやっているのであってアイドルの役に立つために推しているわけじゃないっていう言い分なら理解出来る。

だけどイトリオの役に立つためにブロガーとしてネットを盛り上げてオタクをする方法をすう子は自ら選択している。

全く分からない。在宅が悪いと言いたいわけじゃない。現場に来ないのに現場のことに首を突っ込み何とかしてやろうという精神に無性に腹が立つ。

 

リュウサンはリュウサンで、わりと現場でよく見るタイプの若い男オタって感じだ。おたくにおけるカリスマという概念が良く分からないけど、CDを積んだりオリジナルを現場に持ち込んだり、こういう人がいると活気があっていいなあと思う。

あくまで自分がリュウサンを好きな場合に限るのが難点だけど。嫌いだった場合にはただ声がデカくて信者の多い面倒くさい厄介オタでしかないのが難点。

わたしは追いかける対象が男だった事しかないからわかんないけど、地下ドルのオタに嫉妬心ってないもの何だろうか。

リュウサンをいつもいつも立てて、久しぶりに現場に来た時でさえ現場の状況を事細かに話す古参のおじさんたちが健気でわりと泣いた。わたしはリュウサンが推し被りだったらとりあえず毎日病んでるだろうな。

 

CDを積むオタクがアイドルの役に立つと言っても結局一人じゃ微々たるものだし、少数精鋭でCDを積んでもアイドルが売れないのは分かってる。

SNSなんかで布教したりするオタクもいた方がいいと思ってる。だけどSNSで好き好き大好きっていうわりに現場に来ないオタクが100人いるよりライブを見に来るオタクが50人いた方がいいんじゃないかなと思うのはこの先絶対変わらない。

 

ものすごく極端な例を出したけど、わたしにとってお金を払うことは自分が楽しむためのもので、推しに愛を示す材料で、対応をもらう対価で、次のシングルを出してもらうための投資だ。

 在宅の有名オタより金額に差はあれど通い続けお金を落とし続けてきた古参達の方がよっぽど現場を支えていると思う。

 

これってわたしだけですか?

 

追記

 

作者の方の目に入ったみたいでTwitterとかは鍵垢の住人だからなんか新鮮だった。

みるみるアカウントが増えるオタクの話

オタクをやっているからなのか何なのか、Twitterのアカウントがみるみる増えていく。

わたしのただのイメージだけどオタクってアカウント超いっぱい持っている。(ここでいうオタクは俳優及びジャニーズその他アイドルのファン。)

規制された時用のアカウントとか、所謂nmmn用だったり公式へのリプライ用、少人数しかフォローしてない鍵アカウントとか。わたしなんかクソDDだから現場毎にアカウント作ってるし、そしたらもうわたしが新規開拓をしなくなるまで無限に増えていくことになってしまう。
単純にアカウント分けないで一つにすればよいのではって話なんだけどそれが出来ないから問題なんだ。まずTLを追えなくなること嫌だ。まとめてしまったら一つの現場の話題を見たいのに探すのが大変だしわざわざリスト分けするくらいならアカウントごと分けてしまったほうが何かと都合が良い。チケット譲渡も探しやすいし。
 
あとは現場とグッバイした後その界隈のオタクとさよならしづらいのも嫌だ。オタクが嫌いになったわけでなくても今まで同じ現場で時にはせめぎ合い時には高め合ってきた人たちが大勢いる中で他の現場の話をするのはなんとなく抵抗感がある。
まあ狭い世界だからどうせどっかしらで絶対会うことにはなるんだけど。どの現場いっても絶対誰かしらスタダのオタクがいるのとか心から恐ろしい。悪業を働かなくてよかったと思う瞬間だ。
 現場を降りるときとは大抵、飽きたか経済的な事情もしくはオタクが嫌いすぎるの3つだから思い出ごとなかったことにしたいときにアカウントごと消せるのはとても便利だなと思う。
 
わたしは中学生のときに初めてアカウントを作って、それは今もメインで使ってる。1年か2年くらいはずっとその1つだけで過ごしてたけど、非アイドル現場に通うようになってから初めて別アカウントを作った。所謂若手俳優たちのオタクと非アイドルのオタクがあまりにも考えも雰囲気もノリも違っていてあまりの温度差に慄いて別アカ作成を決めるのは自然な流れだった。
まず本来のアカウントのテンションでは友達どころか知り合いレベルの人すら出来る気がしなかった。リア恋という文化に初めて触れた瞬間だった。
そもそもあの段階の非ドル現場なんてオタクが少なすぎてTwitterを探すこと自体大変困難で、今でこそ絵を描いたりレポを流したりするサブカルおばさんが沢山いるけどその頃はそんな人たちは忍んで忍んで隠れていたのでわたしには到底見つけられなかった。見つけたとしてもりあこ集団から一線を画する鉄壁の守りを崩すことは出来なかった。
中高と陰キャラな喪女だったわたしは一生懸命馴染もうと新しいアカウントでリプを送ってみたりしたのだ。
まあそんな付け焼き刃ではキャピっとした友達は結局出来なかったけど、そこから何かに嵌ると取り敢えず新しくアカウントを作る癖が生まれたと思う。
昔のことを思い出すような素振りで書いてるけど、全て3.4年以内のことだからびっくりだ。
 
どのアカウントも初めは(灬ºωº灬)♩こんなのや(´。✪ω✪。`)こんな顔文字などを乱用し、ひらがなを多用し頭軽めな雰囲気を装うのだが大抵2週間程で飽きて喪女のわたしが顔を出すのだ。
元来面倒臭さがりな為にすぐ飽きる上に、取り繕ってみても段々本心を書きたくなって来てしまうので一番最近作った公式宛にメンションをとばす用のアカウントも、ゆるふわはとうに断念しているしもはやリプライなど全ツイートの1%くらいな気さえしている。本性丸出しである。
というわけで今まで作ったアカウントはまあまあな数あるものの、全てにおいてゆるふわは挫折している。しかし此れから先、新たな現場に行くことがあれば新しいアカウントを作るだろうしゆるふわを装うのだろうと思う。
 
オタクを続けている限りゆるふわへの挑戦は終わらない。