目的のある減量-メゾピアノの140サイズが着たい-

わたしは小中学生を対象にしたメゾピアノというアパレルブランドのベリエちゃんというキャラクターが大好きである。今のわたしはアラサーなのでブランドからしたら対象外もいいところではあるけど、解き放たれているので普段着をメゾピアノおよび系列ブランドの服にしている。

ベリエちゃんはわたしが小学生の頃に流行ったキャラクターである。いつしかブランドからは姿を消したものの、今も復刻として新作が発売されることもある。ベリエちゃん関連商品の新作は大人も着られるサイズ展開になってはいるけど種類も少ないし、わたしが憧れてやまなかったあの頃のメゾピアノのデザインとはどうしても違っているので買いはしても着る頻度はあまり高くない。というかほとんど着ていない。

結局メルカリで発掘した当時品を着ていることがほとんどである。今でもメゾピアノでわざわざ新作が出るほどなので当時品はフリマサイトでの人気も高く、過去の出品物で目ぼしいものはほとんど狩りつくされている。時折出る新規出品を過去のメゾピアノの亡霊同士で奪い合っている状態なのだ。フリマサイトで当時品を買う上で問題になってくるのが購入するサイズである。何せ子供服なので大人のわたしが買っても着れないものだってある。ベストは160サイズでまあ150サイズも射程圏内という体型なのだけれども、大体売れ筋もそのあたりである。

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これは何年か前のわたしの写真

この写真のインナーは140サイズなのだが、上に色々着て誤魔化してはいるものの実際はあり得ないくらいパツパツだった。パツパツすぎて単品着用じゃ変質者になってしまい到底外になんて出られない程で、それでもどうしても着たかったので頑張って減量して購入時より多少マシな体型に変化させて挑んだ。

この写真はディズニーシーである。ディズニーシーにあり得ないくらいパツパツの服を着て行ったので途中で若干体調が悪くなったりした。この時のBMIはたしか18ちょいくらいなので別に全然太っているわけではなかったはずだけど、平均身長よりはちょびっと背があることと肩周りに肉がつきやすいところがあるので伸縮性のない140サイズは相当厳しかった。

今この時より2kgくらい太っているので頑張れば着れはしても脱ぐのに5分くらいかかると思う。

わたしは別に子供服を着ることで満たされるフェティシズムがあるわけでなく、ベリエちゃんの絵が書いてあるかわいい服が着たいだけなのでパツパツなのはいただけない。できればゆとりがある状態で着用したい。それでも当時品の流通量の少なさとライバルの多さを考えると、たとえ着て外に出られるか大博打だとしても(というか着れるかどうかの博打だとしても)、メルカリでかわいい140サイズのニットが出品されたときに指が購入ボタンを押しそうになる。結局現実を考えて涙を飲むのだが。

わたしが椎名ひかりさんや長澤茉里奈さんのように小柄で華奢だったらもっと選択肢があったのに…と5万回思っているけど、別に女児っぽく着たいわけではないんだよなと冷静になるまでがセットである。

パンピのアラサーで解き放たれていることを自称してもここまで振り切れないし結局のところ可愛いニットにシンプルなスカートでも履いてれば満足なので今のメゾピアノさんには是非アグリーセーター的なニットをバンバン出してほしい。

ボーボボとか尾形百之介とかヘドラみたいなベリエちゃんのセーターがほしいです。

全然アグリーじゃないけど直近のキャンスパ×キティコラボもかわいすぎて羨ましすぎて泣いた。

ベリエちゃん大好き芸人としてサンリオの何もかもが羨ましくて羨ましい。超最強コンテンツを羨んでも仕方がないのでとりあえず150サイズまでは余裕で着られるように太らず肩周りの肉を減らしていくしかないのだ。おれのおすすめはこれ。

肩周りはわりとすぐ効果がでるので結構たのしい。

あとベリエちゃんではなくてエンジェルブルーのナカムラくんが好きなのであればメゾよりはかなり流通してるし相場は高いけどナルミヤの価格帯を思えばまあ妥当かなって感じで比較的手に入れやすいと思う。今どういう権利の状態かわかんないけど色んなところからアパレルもグッズも大量に出ているのでめちゃくちゃ手が出しやすい。とにかく色んなところから新商品が出るのでいちいち全部買ってられないけど最近はアトモスピンクコラボとパシオスのベットシーツを買った。

わたしはメゾ以外だとDAISY LOVERSが好きなのでこっちも色んなところとコラボしてほしいです。よろしくお願いします。

 

おしまい

グラビアアイドルと戦隊にハマる2023

ここ数ヶ月、脳のキャパのほとんどがグラビアアイドルと戦隊に持って行かれているので他のことを考える余裕がまじでない。本当は日プ女子をリアタイしたいけど母国語の同性のプデュ、本国版よりも言葉外でキャッチしちゃう情報が多すぎて怖くてパフォーマンスしか見られない。頑張ってる女の子みんな余すことなく幸せになってほしい。

それでハマっているグラビアアイドルというのは高崎かなみさんという人で、ハマっている戦隊は王様戦隊キングオージャーのことである。3次元の推しが出来るのは5年ぶりで、初めての女性。

戦隊は今まで完走したのがルパパトとドンブラで素面に行ったのはルパパト。昨年はドンブラおもしれー次の戦隊愛せるかなーとか言ってたのに結果人生で初めてTTFC会員になりテレ朝のサマステに行き、映画を複数回見て宇宙船を熟読し、円盤や各種おもちゃ・食玩、プレバンの各種グッズを買ったり素面じゃないGロ公演に行ったりエキストラに参加したりしている。

決闘裁判あたりで夫が今週リアタイできないかもとか言い出したときがここ5年の結婚生活初の小競り合いだったと思う。

戦隊は言わずもがな毎週日曜日に放送があるけども、ファンクラブコンテンツとかYouTubeとか雑誌とかなんかとにかくめちゃくちゃ沢山の供給があり自分ではそれなりの熱量をかけているつもりだけど全然追えていない。毎年そうなのか知らないけどプレミアムバンダイでわけわからんグッズたくさんでるしキャスト同士がTwitterのスペースを頻繁にやっててすごい。

あと数ヶ月で終わってしまうのが本当につらくてギーツ終わってからいよいよ感出てきてとにかくつらくてつらい。かなしくて無理。王様戦隊キングオージャーは4000話までやるべきなのに…

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これはガンダムマーカーで塗ったデズのソフビ。背景はダイソーに売ってたキングオージャーのシールブック

いま仮面ライダーウルトラマンも見てるので特撮大好きな人みたいになってる。ウルトラマン見るの初めてなんだけど、科捜研の女みたいで超面白いのでおすすめです。

 

グラビアアイドルはTikTokメゾピアノを検索したときにメゾの服を着て踊っていたのを見たのがきっかけである。この時着ていたメゾピアノの服はまりちゅう先生がぴかりんから貰ったやつということでTRUSTAR (夫の推しの事務所)ありがとう案件です。

現場行ってみたいと思いつつ撮影会とかいうのが謎すぎて怖いので暫く様子見をしていたんだけど、写真集イベントがあるっていうんで初めて現場に行ったのが今年の2月。

写真集イベントのときに写真集の中のスタイリングをしていたんだけどあまりにも趣味じゃなくてほんとは絶対もっとかわいいだろ!!と思って撮影会という謎の現場に挑んだのが3月。それからはちょこちょこ撮影会に行ったりバスツアーに行ったりコンパニオン的な仕事をするというので東京ゲームショウに行ったりしながらかなり楽しくやっている。

これは私がバスツアーで撮った超かわいい高崎かなみさんの写真。

撮影会で撮った写真は基本的にはインターネットへの掲載NGなんだけどバスツアーのやつは許可されていたのでレアな超かわいいわたしの推しを見てくれ。顔が本当に可愛い。好みの顔とかそういう話ではなくて、そこにある事実としてまじでずっと顔がかわいいのですごい。日常生活では通常ありえない顔のかわいさの女の子の写真が1時間1万円で撮りまくれるのが撮影会。

撮影会という催しの存在を知った時はなにそれやばいと思ったけど、行ってみると別にやばくなかった。いまだに水着の回は怖くて行ってないけどかわいい衣装着てる回が固定であるので本当に助かってる。マリームーン(可愛いコスチュームを売ってるメーカー)のことインスタグラマーが着て炎上してたやつって思ってたけどグラビアの人もめちゃくちゃ着てる。マリームーン撮影会なんてのもある。

これはわたしが初めて通しで参加した最高の撮影会

マリームーン撮影会は照明を司る神みたいなスタッフがいてこっちから撮ったほうが盛れるからこっちきな!ってオタクに教えてくれたり、TikTokを撮りたい出演者をいい感じのライティングのスペースに案内してあげたりしててよかった。高崎かなみさん以外の出演者誰もわからなかったけど超人気な人とか多分いたので知らない世界に来てしまったなと思った。

あと女子トイレが出演者と共用だったので遠慮してドトールに行くという今までにない体験をした。

 

高崎かなみさんの現場はグラビアのキャリアが長いこともあってある程度成熟したファンダムだなあというのがファン歴数ヶ月の所感である。グラビアの活動というよりは高崎かなみさんを丸ごと愛すって感じなので撮影会に一体感があると思う。"撮影会の一体感"って意味わからん表現をしてるけど、外部の撮影会に参加した時他のブースは静かに囲み撮影してるのに高崎さんのところはめちゃくちゃ雑談してたので妙なホーム感があった。初見の人とか撮影ガチ勢の人的には微妙なのかもしれないけど私は高崎さんの超かわいい顔が見られればそれでいいので、笑顔で話してるところを見れるのはとても嬉しい。

あと対応めっちゃ良くてすごい。ほんとに対応良い。比較対象が舞台俳優とEBiDANだけなのがアレだけど女の子との接触ってみんなあんな楽しい感じなのかな。JKの時のわたしは接触厨だったけど接触で楽しいと思ったこと一回もなかったよ。別に私が同性だからアドバンテージあるとかじゃなくて、全オタクに超対応良いのですごい。イベントの運営にもよるだろうけど撮影会にカメラ持ってこないで雑談に振り切ってるファンもいるらしい。

あれだけ顔が超かわいくてグラビアアイドルとしての実績とキャリアがあって対応もよかったら誰も勝てないじゃん(何に?)ってなってる。本当にすごい。顔でバズってほしいのに写真より実物のほうがかわいいので悔しい。

今年地味にホリエモンミュージカルに出てしまうんじゃないかと思って怯えてたけど違ったのでよかったです。刀剣乱舞の人?がキャスティングされてて2.5筆頭作品に出る人でもこういう仕事するんだ…ってショックを受けた。

FLTが終わるのが来年の5月くらい?だと思うのでそれまではキングオージャーに狂いつつ高崎さんの撮影会に行く人生が確定してる。最後に感動の涙を流せるといいな。

 

おしまい

 

 

解き放たれているベリエちゃんのおたく

結婚してから丸5年が経った。共働きで子供もおらずローンなどもないのでこれといった金銭的な不安も無く、互いに健康で精神的にも安定しており独身時代に怯えていた結婚生活にはならなかった。

高卒で入った会社についても特に困ったことなく勤続しており、万事うまく行っている感じである。相変わらず親しくしている友人などは特にいないけれども、仕事以外の時間を全て夫と共に楽しくやっている。人間関係を広く築く能力は無かったけど代わりに当たり障りなく人間生活を送る適性はわりとあったんだなあと最近よく思う。

昔から他者にあれこれ言われない生き方というのをスローガンにしていた。高校生くらいのころからコンサバファッションで大人ぶってみたり、結婚した方が面倒な事を言われないだろうから、という理由で街コンに行ってみたりしたのはその一環なのだけども、今仕事もプライベートもうまくやっているので自分の思う普通をかなり実現出来ている感じがある。実際のところはあれこれ言ってくるような人が身近にいたわけではないのに、仮想敵を自ら作り出した上でうまくいなす生き方を目指してきた。

わたしの考える他者にあれこれ言われない生き方というのは、トリッキーな服装やメイクなどではなく、職についており結婚ないしは一人暮らしなどで自立している、ということである。この思想は自分を縛る呪縛ではなくて長い人生を生きるためのざっくりとした道標のようなものだった。ファッションについてはあまり関心がなかったので自分の好みよりも見窄らしくないということを目的にしていたし、人生にある程度見通しを立てたほうが安心できる性質なので、考えた通りに実行した上で想定より早い段階で成功体験を得ることができたのはわたしの人生の中での特急戦功である。

つまり今、わたしは自分で18歳くらいの時に立てた見通しの先にいる。今のところの希望は現状維持でこのままずっと楽しくやっていきたい、という感じなのだけどこんなに上手いこと楽しくやっているのだから他者につべこべ言われる筋合いは無いなという気持ちがかなり強く出ておりそれが主に服装に現れてきている。

 

2年前くらいにポケモンセンターmezzo piano junior とコラボしたことがあった。

mezzo piano juniorというと小学生女児向けのファッションブランドである。わたしが小学生のときはメゾピアノ擁するナルミヤのお洋服は一種のステータスだった。1着1万円くらいするのでそう買ってもらえる品物ではなかったけれども、レインボーパークというショップで文房具を展開していたので、小学生のころのお年玉は全てレインボーパークに注ぎ込まれていた。

そんな記憶が2年前のポケモンセンターで開かれて以降、メゾピアノを普段着にするアラサーが爆誕してしまった。現在メゾピアノにはベリエちゃんは存在しないけれども、復刻として定期的にグッズ展開があるのでメインでそれを着ている他、メルカリなどでも色々と買っている。

昔のグッズを集めることにおいてメルカリには相当お世話になった。欲しいぬいぐるみはほとんど手に入れることができたので感謝感激である。メゾピアノを着るアラサーかつ、ベリエちゃんのぬいぐるみを持ち歩くアラサーでもある。なんとなくの矜持として"メゾピアノおばさん"などの自虐はしないようにしている。

復刻として販売されているベリエちゃんのお洋服はどうも世代であるアラサーが着るデザインというのを想定されておらず、ドデカ刺繍の入ったパステルピンクのスタジャンだとか、オーバーサイズではないただの長袖Tシャツみたいなのを販売しているのでコーディネートでどうにかごまかせる感じもない。結果として小学生向けの服を着ている成人女性になっているが、メゾピアノを着ているというだけで一定の満足感を得られているのでTPO的なところは無視している。

小学生の頃はメゾピアノを着ている子はぶりっ子でエンジェルブルーはイケてる的な風潮があり、わたしは本当はメゾピアノのベリエちゃんが好きなのに素直に好きを表明できず、デイジーラヴァーズ好きを名乗っていた。今は何にも縛られていないので大手を振ってメゾピアノ好きを名乗っている。

夫はわたしのやることについて何か苦言を呈したりせず、いいじゃん今が一番若いんだし、というスタンスなのでこの暴走を止める人間がおらず、昔はあれこれ言ってきていた母親も楽しくやってるならまあいいか、という感じだ。

他人にあれこれ言われない生き方に縛られていたつもりはなかったけど、リミッターが外れると思いもよらない結果になるもんだなと思う。少なくとも独身で舞台俳優のおたくをしていた頃のわたしだったら人目をめちゃくちゃ気にしていたので全身メゾピアノの格好で現場に行くことはない。

 

ところでナルミヤがWORLDにTOBされたというニュースがあったのを受けてイッツデモなどでベリエちゃんのグッズが買えるようになるのでは?という期待をしていたのに近隣のイッツデモが軒並み閉店して悲しいです。

ナルミヤ様、WORLD様におかれましては是非ともアラサー向けのラインナップを検討していただきたく思います。サンリオのさまざまなコラボを見るたびに羨ましくて泣いている。特にFEILERコラボがかわいすぎて羨ましくて泣いた。

CASETiFYともコラボしてほしいし、アラサーには微妙だけどサマンサタバサとかとコラボしてゴテゴテのカバンを出してほしい。わたしはブルーベリエちゃんがすきなのでブルーベリエちゃんのグッズも欲しいです。あと普通に職場で使える文房具がほしい。

 

わたしは解き放たれたまま80歳くらいまで生きていくつもりなのでどうかどうかこのまま復刻がフェードアウトしませんように。たのみます。

 

おしまい

プペルを横目にホリエモンミュージカルについて書いた

毎年12月にクリスマスキャロルという舞台をホリエモンがやっているんだけど、会場が同じ東京キネマ倶楽部ということもあってプペルのミュージカルが解禁されたとき真っ先に思い出した。

クリスマスキャロルは2019年の公演に夫が行ったんだけど、なんだか何もかも全てが私の知っている演劇とは異なっておりイケメンを消費するタイプの小劇場で経験を積んだと思っていたわたしのオタク人生も本当にまだまだだなあと思った。

プペルのミュージカルがクリスマスキャロルみたいじゃないと良いね、と思いつつ逆にあそこまで振り切ってくれた方がいいかも、という気もするので書く。

*便宜上わたしが行ったみたいな視点で書くけど実際行ったのは夫なので事実考証(夫)で書いています。

 

衝撃ポイントが多すぎるので羅列

①基本的に食事付きが前提のためチケットが高い。食事なしチケットもあるけどあの箱で7,000円だし、食事付きだと40,000-150,000円まである。

②150,000円の席の人は幕間にホリエモンとご飯を食べることができる(ホリエモンはキャストなのでサンタクロースの格好をしている)

③一番スタンダードな食事付きのアリーナテーブル席(円卓)にはどこかの企業の社長っぽい人や綺麗なおねいさんがいる。そして食事付きなのでドリンクオーダーがあり、どこの誰かも分からない社長?がドンペリを開けて各テーブルに配っていたりする。

④スポンサーの宣伝タイムがある。湘南美容外科が筆頭スポンサーなので美容機器の宣伝などが幕間に行われる。ゲストの人がそれを体験していたりする。

⑤幕間に主要キャスト以外の人たちが会場内を歩いており、場内で使える仮想通貨でチェキが撮れたりする。

⑥キャストとは別にどこかの実業家とか文化人みたいな謎のゲスト枠あり、本編の富豪役として出てくる。

⑦食品系のスポンサーの商品(お菓子や鯖寿司)が会場内に置いてあり、どの席の人もそこへ行けば無料でもらえる。

⑧本編終了後、ゲストの謎のライブがある。

 

今までおたくやってて、食事付きのイベントとか結構あったけど流石にここまでダイレクトにスポンサーの絡みを感じたりお金の動きを感じまくることはなかったので本当にカルチャーショックだった。

全体的にやばいんだけどここで感じたのはわたしらおたくは初めからお呼びでなく、高額なチケットを買っているのはホリエモンと親しくなりたいどこかの企業の社長でありホリエモンもそういう層を狙ってこの興行を打っているなということである。

だから謎の社長はポーズとしてドンペリを大量に下ろして卓に配るし、そうするとドンペリ入りました〜という声が聞こえてくるシステムになっていたし。おたくからするとチケット高いし舞台は別に完成度高くないし明らかにやばい仕事で怖いけど、自分は客じゃないんだなと思ったらちょっとホッとしたところもある。ホリエモンが本気で演劇やろうとしてたら逆に怖いし本当によかった。

クラウドファンディングもやってたけど劇中小物販売とかキャスト動画メッセージくらいでキモ!!ってのはあんまりなかった。

プペルがどうなるかわからないけどなんとなくホリエモンは対企業からお金を稼ごうとしてプペルの方は客からなんじゃないか、ということを少し思っている。

 

ヒロイン目当てだったので彼女がこの作品に出たことはオタクとしては不幸な出来事だったけど、世の中には知らないことが沢山あるな、、、ということを知れたことだけちょっと良かった。その後これ繋がりっぽい仕事もないし。

ずっと気になっているのはこの舞台2018-2020まで3年連続でやっていて、2020年は中止になってるけどあんまりお気持ちブログとか見ないなということ。明らかにやばいのにブチギレおたくがあんまり観測できない。2019.2020はキャストを絶妙に舞台界隈じゃないところから連れていているからかとも思ったけど、2018年はバリバリ舞台の子たちなので。

キャストに湯澤さんがいることもわたしはすごく引っかかってしまったし、出たのが私の推しじゃなくてよかった。夫の推しだった。夫は異文化体験としてめちゃくちゃ楽しんでいたのでよかったです。

 

ホリエモンミュージカルはおたくはそもそも客じゃない感が強くて不快だったけど聞く限りは看過できる程度だったとは思う。強靭なおたくのハートさえあれば。第一印象があまりにも最悪すぎるのでなんとかいいところを見つけようとしておたくの財布からはチケット代以外の金を取ろうとしてこないという点を異常に評価してしまっている可能性はある、、。

おたくが客じゃないならよくある関係者のみの内内の舞台みたいに企業関係者のみでやってくれという感じもあるけど、金払うから関係者向けの舞台観せてくれよと思うのがおたくだし、クリスマスキャロルに関してはこういう変な仕事もあったねと割り切るしかなかった。

 

一番怖かったのはこれの3ヶ月後くらいに夫の推しの事務所の女の子たちがホリエモンとゴルフコンペをやっていたことで、これは本当に怖かった。夫の推しは選抜されてなかったから行ってないけど、〇〇ちゃんとラウンドまわれる権利!が8万で売っていてすごく怖かった。8万ならおたく的には安いまであるか…?とも思うけどやっぱりどう考えてもやばいのでやらないでほしい。

ていうかある程度ゴルフの心得ないとラウンドなんてまわれないしグラドルすげーなと思った。色々あるんだろうな。

 

このおもろすぎる話を聞いてからずっと夫にブログとして記録に残してくれって訴えていたんですが聞いてもらえなかったのでわたしが質問攻めにして書きました。本当はもっと面白いのにわたしの技量じゃ文章に出来ない。やっぱり私も行くべきだったな。

 

プペル、何も起こらないといいよね。

 

おしまい。

幸せでいることの後ろめたさ-月刊「根本宗子」第18号「もっとも大いなる愛へ」

大体5年くらい根本さんの脚本演出の作品を観ている中で、スモールサークルの中でみみっちい言い争いから生まれる可笑しさが面白いとか、すごく具体的なあるあるネタに共感出来る。みたいなところから、最近は徐々に描かれる人物のシルエットが抽象的になっているように感じている。

今作は登場人物がどこの誰なのか、何歳で何をしている人なのか、そういうことはあまり語られなかった。2人の女の子が人と接する困難にぶつかって苦しみながら、人間関係の構築を諦めない、決して諦めてはいけないという内容だった。

 

わたしは人間関係を諦めた人間なので、今回の話を観ていると責められているような気になってしまってとてもつらかった。

 

 

4年前この記事に書いた友達と多分この時以来会っていなくて、幼馴染とおたくを除くと自力で作った唯一の友達だったので現在実質友達0である。

おたくは友達というより同士?のような感覚だし、幼馴染は気が合うから仲良くなったわけでなく幼少期にたまたま家が近い同学年の同性だったから今まで付き合いがあるだけだ。唯一の友達のLINEがいつのまにか消えていたのでもう連絡を取ることもできない。

 

わたしは友達をうまく作ることが出来ないのがコンプレックスである。闇の学生時代を送ったことも関係して未だに定期的に学生時代の同級生のSNSを調べてしまう癖がある。唯一の友達だった女の子(以下A)はリア垢がないので、執念で辿ってようやくアカウントを発見したのが約2年前になる。

Aはブログをやっていた。あまり更新されていなかったけど、わたしが昔に放ったらしい、自分で言ったことすら忘れていた言葉に呪われている内容の記事があった。

 

わたしは借金(奨学金)が嫌で進学せず高卒で就職したが、似たような状況だったAは奨学金を借りて4年制の大学へ進学した。1年生のころは文化祭へ遊びに行ったりしたので、関係はそれなりに良好だったように思う。地元が同じなので会う約束をしていなくても大学帰りとわたしの仕事帰りの時間が被って同じ電車で帰ることが何度かあった。

 

2年の始めごろにAに会った時、彼女は大学を休学していた。理由は特に聞かなかった。その半年後くらいにたまたま会ったときも 今も休学したままで、今度〇〇駅で歌でも唄おうかな〜と思ってる と言っていたのを聞いたとき、わたしは何もかもが全く理解出来なかった。

就職という選択肢があった中借金をわざわざして進学したにも関わらず休学する意味も理由も、想像力のなかったわたしには全く理解が出来ず、"このままでは復学出来なくなってしまうのでは?社会に適合出来なくなってしまうから復学しなよ"みたいなことを言ったと思う。

Aとはそれっきり会っていない。

 

 

Aのブログを勝手に読んで初めて知ったのは、程度はわからないけど恐らく彼女は発達障害を抱えていて、朝起きられなかったり共感性が低くて人間関係に問題が起こりがちだったということだ。休学したのにはそれに起因する理由があって、普通を装うことがしんどくて限界が来た、前に知り合いに言われた社会不適合になってしまうという言葉がその通りになった。というようなことが書かれていた。

 

わたしは何てことを言ってしまったんだろうと後悔した。LINEが分からないので唯一連絡手段があるとすればTwitterにいきなりDMを送ることだけだった。だけどそれをする勇気はなかった。

わたしはわたしのことを人の悪口を言ったりしない良い人間だと評価していたので、自分のかけた言葉で相手が追い詰められる想像なんて1度もしたことがなかった。これ以来ますます人間関係が怖くなって、結婚したこともあって夫以外の人間と話すことは殆ど無くなった。

 

 

人を傷つけるのは怖い。自分が掛けた言葉で、自分の想像力の無さによって相手を追い詰めるのはもっと怖い。わたしは今幸せで悩みもなく過ごしているので、例えば幼馴染の愚痴を聞いたり悩み相談をされたりしたら、生存バイアスのかかった意見しか言うことができない。

何か言葉をかけてもわたしは幸せな人間なので上から目線だと思われるかもしれない。トンチンカンなことを言うかもしれない。考えたらキリがなくて、恐ろしくなって帰省の度に誘ってくれる幼馴染の連絡も2回に1回くらいしか受けなった。

 

偏差値の低い高校を出たのち特に資格も必要のない事務に就職したけど、実家を出て結婚したし今のところ誰にケチもつけられないような人生を送っているだろうと言う自負がある。家計も2馬力なので余裕があるし、実家にいた頃よりも豊かなくらいだ。

もっと自分が不幸だったら誰と話しても今よりもっと上手くやれたかもしれないと思う。わたしのことを知っている人たちがこれを読んだら馬鹿にしてるのかふざけるなと思うだろうけど、私より人生上手くいってなさそうな人の近況はできる限り聞きたくないし、その点おたくは推しの話しかしないから気が楽だなと思う。

皆が惚気や自慢話ばかりしてくれたらどんなに気が楽だろう。

 

 

20歳になった瞬間に街コンに行くくらい私は結婚に執着があって、もっと言うと27歳くらいまでに結婚して30歳くらいまでに子供を産むというステレオタイプの考え方に執着があった。それを実行するために逆算して行動したし、全部上手くいっている。

幼馴染や友達の愚痴や悩みを聞いている限り、私の考え方ではそんな悩みは生まれないのでもっとこうすれば良いじゃんハラスメントしかできないのが私にとっても苦痛になっている。

もう夫とおたく以外の誰とも親しく出来ないし、誰かを傷つけたり怒らせるくらいなら関わりたくない。

 

 

自分語りが長くなったけど、そんなことを考えて生きている中での今回の作品はかなりバツが悪かった。根本さん本人が今回の話は説教くさい。と言っていたけど、本当にその通りだった。

多動・衝動のある子が、宇宙人みたい・何を考えているかわからないと言われることに苦しんでいること。それでも自分の言葉が伝わるまで決して諦めないこと、

注意欠陥が原因で鬱気味な姉をなんとか支えようとしている子。

根本さんが一体どこまでバランスを意識しているのかわからないけど今作は完全に発達障害当事者とその家族の話だったと思う。

 

もし夫と出会っていなかったら私も人間との関わりを諦めず頑張ることは出来ただろうか。何度か考えたけど、多分無理なので宝くじ1等が当たったことを自覚して極力失言をしないよう心がけながら夫にしがみついて生きていくしか無い。

スーパーストライクの時に「ネットで知り合って急激に仲良くなるような友達もいるけど、ある日急に会わなくなったりするような淡白な関係だし突然距離を詰めたからと言って親友になれるわけじゃ無いんだよ」みたいな台詞があった気がする。本当に耳の痛い話だな。

ねもしゅー再演してほしいランキング1位はスーパーストライクで2位は忍者、女子高生です。

 

今回はコンプレックスと諦めの早さを蒸し返されたような気分になってしんどかった。

叶うならばぼる塾みたいな関係性の友達がほしい。

 

 

おしまい

 

夫の推しに感情移入している

結婚した当初はわたしが歴7年ほどの俳優オタクで、夫は2次元も3次元も通ってないオタク遍歴真っ白という組み合わせの夫婦だった。それが何故か現在は夫が武田玲奈ちゃんという女優を追っており、わたしはたまにJO1(アイドル)のCDを買うもののエンタメにはほとんどお金を落とさない人間となった。

武田玲奈ちゃんは映像系の女優なので舞台俳優と地下アイドルしか通っていないわたしにはどんな現場か全然見当もつかず、夫がファンになってからのこの約2年、かなり興味深く現場の様子を見ている。正直言って「こういう現場の俳優を推したかったなー!!!!!!」と思うくらいかなり丁度良い感じなのでこんな長いブログ (5000字強)を書いてしまった。

 

まず、羨ましいポイントとして映像系の女優なのになんかわかんないけどめっちゃ会える。グラビアをやっているからかフォトブックとかめっちゃ出すし、事務所の稼ぎ頭なせいかイベントも結構ある。事務所はTRUSTARというところで、若俳オタにはお馴染みのくろばまりおや加藤将などが所属している。大手ではないけど弱小でもない。おそらく黒羽まりおと武田玲奈ちゃんが稼ぎ頭である。

イベントについていったことが5回くらいあるけど普通に内容が楽しい。あんまり搾取されている感じがしないのもいい(チケット価格と内容のバランスが良い)。物販いくら以上で2ショチェキ撮れるみたいな商法をしているので、初めはエッあのテレビに出ている武田玲奈ちゃんとチェキが撮れるんですか!?と思ったけど、その実かなりの頻度でチェキが撮れる。

意外と身近な存在ではあるけど、実物があまりにもかわいすぎるので接触に慣れることは一生ない。あんまり女の子を追ったことがなかったから気がつかなかったけど、テレビに出ている女優さんって本当にギョッとするくらい痩せているので驚く。日常であんなに痩せてる人に会うことはないし、その超痩せてる身体に余白のない超かわいい顔がついてて背も高い(165cm )しCGみたいでやばい。そのやばすぎるかわいい人間と会話が出来てしまうのでおそろしい。

 

話はかわって、若手俳優界隈と全然違って面白いのが、現場で談笑しているおたくがほとんどいないことである。

武田玲奈ちゃんファンのボリューム層は多分40代前後のおじさんなんだけど、みんな全然つるんでない。物販商法をしているくらいなのでランダム写真とかランダム缶バッチとかがあって、チェキ1回分買ったとしても全然コンプとか無理な種類の豊富さなのにロビーでトレードしてる人一回も見たことない。おじさんはコンプ欲みたいな感情はないのか???と思うし、開演前の会場がすごく静かで不思議。たまに若者勢が集まってたりする。若者は男女混合で楽しそう。

グラビアアイドル(今年の1月に水着卒業したけど)とはいえ、ポップティーンからのnon-noという勝ち路線を歩んでいるはずなのに何故か若い女の子のファンが全然いない。1年くらい前の福家書店のイベントでチェキを撮る直前のボディチェック担当の女性スタッフに「今日3人目の女性のお客様ですよ!玲奈ちゃん喜ぶと思います!」って言われたことがある。

わたしが並んだのはイベントの後半に差し掛かったあたりだったので本当に言ってんの????と思った。あれは事務所スタッフだったのかな?わかんないけど、女性ファンが少ないせいかめちゃくちゃ優遇されている。例えばチェキを撮る時の距離とかSNSでタグ付けやリプをしたときに本人からのいいねを貰いやすいとか…。

わたしは若手俳優のファン出身なのでおたくの対応の平等さには厳しいんだけど、男女で対応に違いあるとか絶対ありえない!炎上だ!!と思うのに夫にそれを言っても「女の子来た方が嬉しいだろうしいいじゃん」みたいなこと言ってて全然納得できない。おじさんはみんなそう思ってるの????おじさんかわいそうじゃん…

とはいえ武田玲奈ちゃんという人は人見知りするタイプで全然おしゃべりじゃないのでなにかネタを用意して握手に望まなければいけない。わたしの参加理由は"若い女というアドバンテージを使って夫の認知を狙う"というところにあるため、過去全回今日は夫婦で来ましたbotになっている。人見知りなりに古参への対応は他と違うようなのでどうしても(夫の)認知がほしい。認知があればいつも応援してます以外のことも言えるし…

ただ武田玲奈ちゃんがファンを認知したとして認知していますよということをアピールしてくることはなさそうなので難しい。イベントに毎回行っているわけではない私ですら何となく見覚えのあるおじさんが数人いるくらいなのでわりかし若い部類の夫(30)の顔に見覚えがあってもおかしくはないはずなんだけど。

 

もちろん会えるのは販促イベントとか個人イベントだけではなくて、舞台挨拶やDVD発売イベントも年に数回あるし映像仕事をとにかくめちゃくちゃやっているのですごい。我々は人狼ゲームロストエデン出のおたくなんだけどかなりハマるくらい面白かった。わたしが深夜ドラマ好きなのもあるけど、いい仕事してるなあと思うことが結構多い。またこのスタッフさんとやるのね、みたいなことも何度かあるので評価されてるんだなと思えるのもファンとして喜びもひとしおである。

主に深夜ドラマに出ることが多いけどここ最近は美食探偵にも超いい役で出てたし、売れているなあと思う。わたしは小芝風花さんがすきなので美食探偵を毎週見ており、夫も自然と見ることになってなんだかんだで結構ハマって楽しく見ていたところに推しがこんないい役で出るよ!みたいな流れになったので、映像系の人を応援しているとこんな嬉しいことがあるのか!!!!!と衝撃を受けた。わたしの人生はすきな連ドラに推しが追加キャストで出るというイベントは一生起こらなそうなので。

夫の推しということと、出演作が大体面白いという理由で武田玲奈ちゃんの映像仕事は7.5割くらい見てるため最近かなり情がわいてきている。

 

コロナの影響でイベントが中止になったりした影響か、今年の5月にFaniconという月額ファンクラブみたいなのがオープンした。オープンしてすぐに1個7000円くらいのボイス付き目覚まし時計を売り始めたので、あの良心的なTRUSTARがこんな集金イベントをするくらいコロナはやばいのか、、、もう終わりだ、、、と怯えていたけどFanicon開始から早5ヶ月経ってめちゃくちゃいいサービスじゃん!!となっている。

 

本人が降臨するBBSがあり、降臨頻度がかなり高い(1日か2日に1回くらい)のもいいし、月1くらいで配信があるのもいい。料金形態は月額500円と3000円の2パターンで、受けられるサービスに大した差がないので500円で楽しめるサービスとしてコスパが良すぎる。古のアメスタは1時間の配信見るのに3000円かかったのにFaniconは月額500円。コメント拾ってくれるし。

なにより本人降臨時の文章とか配信の時の言葉遣いがくだけた感じなのもすごくいい。バラエティとか見てて人見知りです!!!!って全身から漂ってるのにこういう内輪のコミュニティではこんな姿を見せてくれるなんてFaniconは最高。

 

一応毎週課金額とかコメントの書き込み数とかでファンランキングみたいなのがあるけど全然ギスギスしてないしBBSがファンの交流板として機能しているのもすごい。せっかく有料で閉じた空間なんだからもっとこういう企画をしてみてはみたいな討論が繰り広げられたりしてた時もあったし、武田玲奈ちゃんから投げかけられる質問であーだこーだ話し合ったりしているのもすごかった。

もちろんBBSにコメントを残さない人もいる(というよりそっちのほうが多い)けどなんかファンの交流に意義があっていいなあとおもった。わたしは知らないおたくは全員敵派だけど。

それで前にどんな写真が載ったら嬉しいですか?的な質問が本人から飛んだことがあって、そのときの流れがかなり興味深かった。

 

武田玲奈ちゃんには都会の高層ビルとか人工的なものが似合うと思っているのでバチバチに化粧してリップとか暗めにしてパンピには着られないような服着た写真が見たいのに、BBSは清楚派が多数でまじっすか???となったりした。

上海イベントのときに撮影した写真とか、イベントのフォトブックにあった

このスタイリングが好きなんだけど結局これはグッズにはなかったしあんまり需要ないのかーと思ってかなしかったな。もっと強い女の写真たくさん見たいのに。せっかく武田玲奈というこんなにスタイルがよくてこんなに顔に余白がないゴールドとかラメバチバチな強いメイクが似合っちゃう人なのに清楚なんて他の人でもいいじゃん…と思っちゃう。かなしい。ほんとはnon-noじゃなくてJJみたいな雑誌の専属がいいし。

 

私服はシンプルなものが多くてコンサバとか絶対着なそうだから清楚という多数派の需要をどう捌いていくのかが気になるところである。別に自分の好きな格好だけしてればいいのにファンの需要取り入れようとしていてとてもえらいね。

 

個人イベントで毎回司会の人が今日の衣装のポイントは?って聞くんだけど、聞いておいて「おじさんだからファッション用語全然わかんないや(笑)」みたいに話が終わるのがほんとうに全然気に入らない。

イベントの司会者は毎回同じお笑い芸人の人で、ファンのボリューム層と同年代くらいの人だからおじさん代表としての反応と考えたら多分正解なんだけど、会場全員ファンなんだから用語がわかんないなりになんでその衣装なのかとかポイントはどこかとか聞きたくないのか???と思ってしまう。少数のおたくで成り立っている界隈出身のおたくだからか、わたしはその人自体をめちゃくちゃ掘り下げたいという想いが結構強いんだなあと武田玲奈ちゃん現場に行くと最近すごく感じる。

 

この間ぐるナイゴチになります2時間スペシャルになんとゲストで出演していてびっくらこいた。しかしそれがもう見てて超つらくて泣いちゃった。うちの大切な武田玲奈ちゃんが若い女としてのポジションをあてがわれていてつらくなっちゃった。

ゴチのゲストとか超すごいしそんなに売れてる!?!?!!ってびっくりしちゃったしめちゃくちゃめでたいけどなんたってバラエティ適正が全然ないのである。

ケンミンショー(よく出てる)と違って決まったコーナーでお話しするだけじゃないから心配しすぎちゃったのもある。実際ゲストとして登場してからガヤ芸的な、リアクション芸的なことを超頑張ってやってるの見てつらくなっちゃった…。そんなのやってるのはじめて見たので。

なんかメイクでめちゃくちゃ血色よくされてたのはちょっとうけた。

 

だれがやってもいいじゃんみたいなことをうちの大切な武田玲奈ちゃんが一生懸命こなしていたのを見て芸能界は大変なところだなあとおもいました。放送終了後にパブサしたら好感度高い感じのツイートばかりで嬉しかったです。地上波ゴールデン帯はすごい。

今回のゴチで自覚してなかった自分の内なるモンスターペアレントの部分が出てしまってつらい。わたしもちゃんとファンだったんだ。

 

その点egg (武田玲奈ちゃんが司会アシスタントをしているeスポーツの深夜番組)はめちゃくちゃいいんだよな。司会のDAIGOがすごくゆったり進行していてハラスメントもないし本人も比較的リラックスしている感じだしとにかくDAIGOが選手をすごく尊重していてめっちゃいいんだよな。番組もおもしろいし。わたしゲーム全然やらないんだけどそれでも見てておもしろい。武田玲奈ちゃんが全然コメント力ないところも見どころです。

ボートレースのCMに出てる関係でたまにボートレース決勝特番にゲスト出演したりするんだけどその時も全然コメント力ないんだ…。一緒に出てた磯山さやかさんがなんかボートレースにめちゃくちゃ思い入れがあるっぽくて超号泣しててすごかった。

 

武田玲奈ちゃんにやってほしい仕事のひとつにA-Studioのアシスタントとタモリ倶楽部のゲスト出演があるんですが、いまのところ無理そうです。A-Studioなんてアシスタント男性になっちゃったから若手女優/タレントの仕事枠一つ減ってしまったよ。

 

そんな感じで書きたかったことは現場めっちゃいい感じ!ということと、バラエティは大変だねということです。ゴチは来週またぎなのでみんな見てね。

最後にFaniconのスクラッチくじで当選した武田玲奈ちゃん私物を自慢します。

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夫がわざわざ額縁を買いました。シワを伸ばしていないのはあえてだそうです。

 

おしまい

リメンバーガチ恋 おうち時間

コロナの影響でいろいろなエンタメが中止や延期になって、ここ1年ほどほとんど現場に行っていないわたしも舞台のチケットを1枚払い戻すことになってしまった。

とは言え実際の生活にさほど影響はなく、GWに旅行に行けないなあとかスポーツクラブの大きいお風呂に入れなくて嫌だなあくらいのものだった。仕事は隔日でテレワークになった。ちょっと不慣れで大変だったけど通勤の往復2時間が寝る時間に出来てラッキーだった。

そんな中、昔ガチ恋をしていた男が事務所を退所したというニュースが飛び込んできた。

このエントリの男である。しばらく生で見ていないし、追っていたのは7年くらい前のことなので ふーんとしか思わなかったけど退所後すぐにカスタマイZ時代のメンバーと2人でYouTubeを始めていたので、テレワーク中の作業用BGMとして図らずも大活躍してしまった。

ガチ恋していた推しは栗原吾郎という人なんだけど、動画で久しぶりに動いている姿を見たらあまりにも顔が良すぎてウケた。わたしと同い年なので今年度で25歳になる代で、追っていたのは17歳くらいの時なのでお互いアラサーに近づいていることがまず激ヤバという感じだし、スターダストプロモーションみたいなでっかい事務所辞めたら一般人に戻るんじゃなくてYouTuberみたいな自己発信をするんだ!?みたいな衝撃とか、磨きがかかりすぎた顔の良さとか、なにもかも全部がエモすぎて動画もTikTokも全部見た。そもそもJKだったわたしが社会人として仕事をしながら栗原吾郎の現在を見るという現象がエモいけど。

正直なところ7年も経つと当時抱えていた感情を鮮明に思い出すということは一切なく、"栗原吾郎の顔が良いbot"になるだけだった。昔のブログを読むにどうやらガチ恋だったらしいがなにも覚えてない。しかし顔がいい。まじで顔がいいのでここで一旦このTikTokを見てくれ。

顔が玉城ティナ。中顔面が短すぎる。肌が綺麗。CG。

 

なんかわたしが追ってたときは本当にバンドなんかやりたいのか?と思ってたし、おたくと話すの楽しくないだろうなーと思ってたしなんでこの活動してんのかなと思うことがあったけど、そんな印象だった男が数年後に自分の顔を武器にして生き残るコンテンツ(てぃっくとっく)を自主的にやっているというのが相当衝撃だった。この服もわざとでしょ。

自主制作の曲を作ってYouTubeにあげたりなどもしていて、カスタマイズ・Zとしてのバンド活動もあながちやりたいことちゃんと出来てたんだなあと思って感動した。YouTubeなんてアイドルのMVを見るくらいしか使ったことなかったのにこのテレワーク期のハマゴロで相当楽しませてもらえたので良かったな。

というようなことを考えていたらガチ恋のおたくが見るような夢を見てしまってばちぼこにしんどかった。まじでしんどすぎてキッツ…となったし、暫くおたくしてないからと言って根っこは早々変わらないんだなあと思った。

学校で隣同士の席になって「久しぶりだね(照」みたいな夢だった。途中で場面が切り替わって突然わたしが過去にあげたプレゼントに着替えた栗原吾郎が出てきたりしたのが一番キツかった。もう二度と見たくない。

 

一応弁明するとスタダは内部で色々と部門が分かれていて、栗原吾郎の所属していた芸能1部にはプレゼントをファンから見えるところで身につけないという、おたくの間でまことしやかに囁かれている噂があった。真偽は不明だけどわたしはこの人に関しては一度もプレゼント着用を見たことがなかった。深層心理でそれを7年間引きずってたとしたらまじで怖すぎる。

芸能1部のプレゼント問題、栗原吾郎のあとにさくらしめじというのに一瞬ちょっかいをかけたことがあって、そのときは芸能1部の子だけど着てくれた写真が公式Twitterにあがったのでまじでプレゼントを気に入ってもらえなかっただけという可能性も全然ある。がくちゃんに似ている動物をアルパカにしたのはわたしだよ。

 

YouTube栗原吾郎の隣にいるハマについてはカスタマイZを追っていないのでまじでごろーの友達という以外の印象がなく、YouTubeを見て"ごろーの友達"から"ピアノが弾けて面倒見が良さそうなごろーの友達"にグレードアップした。

 

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はまの写真これだけあった。Zと撮ったのまじでこれだけだったな。この日はさくらしめじから回したんだけど、グルショ撮ってるのに家にZのCD1枚もないから不思議だね。曲もデビュー曲しか知らないし。

 

懐古出来る思い出も記憶もないんだけど1個だけ見てほしい画像があるので付き合ってください。f:id:skr21:20200530000756p:image

これはわたしの後ろ姿(赤い服)と、それに目線を送るくりはらごろうくんです。公式のTwitterかなんかにあがったやつだけどこれは末代までの宝にしている。顔…って感じだけど当時はこれが最大限のレスだった。最前すらスカスカなのが見て取れますね。なかなか振るわないバンド活動つらくなかったかな。

 

などと色々と調子に乗って考えていたらこんなブログを見つけてしまって即死した。

親切におたくの掛け声を文字にしてくれているんだけどケチャを(捧げ)と書いているところとかやばかった。こんなのやってたな。いまやれって言われたら罰ゲームでしかないな。ていうかケチャっていう単語自体久しぶりすぎて自分で言って震えた。死語とかになってないかな?ケチャ…

 

当時はずっと病みながら追ってた気がするけど総額でも20万くらいしか使ってないと思うしJKのうちに通り過ぎておいてよかった現場だったので結果良い思い出になったと思う。

ここの現場のおたくは今は2人だけ付き合いがあって、それ以外の人たちは行方知れずだけどみんな何してるのかな。わたしは結婚しておたくではない何かになったよ。

 

なんかTikTokとかYouTubeみて顔が良い!!!となるけど、今更超好き(´;ω;`)しんどい(´;ω;`)という感じにはならないなあと思った。手に入らない物に対してのめり込むみたいな能力がこの約2年半の結婚生活で消滅した感覚が自分の中であって、家には毎日好きな人がいるので執着心がそこで満たされてしまっていて、なにかのおたくとして心を燃やすだけの燃料がもうない。

でも動画を見るのは普通に楽しいのでこれからも出来る限りで続けてほしいし、今後リアルイベントやるなら1回くらい行きたい。認知なんて100億年前に切れてるだろうけど2020年代に生きている栗原吾郎の顔面を生で見たいな。

ていうか事務所を辞めるなどしてYouTubeデビューする人ままいるけどそれを継続している人たちがどれだけいるかって話で、開設2ヶ月弱で働きながら動画17本上げてるのが相当偉いと思った。なんかすごく真っ当な雰囲気があっていい。落ち着いてて文章の組み立ても支離滅裂じゃなくて、普通の人だなあと思える所が良い。再生回数少ないけどゲーム実況も作業用BGMとして優秀だったからまたやってほしい。

 

趣味として芸能人を応援することにわたしはもう全てを捧げることができないので、きちんと生活できてそうな人にしか向き合えないというのがある。わたし自身が安定した暮らしにすごく執着があって、その結果結婚にたどり着いたようなものなのでコロナの影響で舞台などの仕事がなくなって収入がやばいとか、役者としてそもそも売れてないから生活が厳しい、みたいな人を見るのがしんどい。

その人にとって何が幸せかというのはそれぞれだけど少なくとも見ていて一瞬でも生活大丈夫かな、という思考がチラつくともうキツいので現在のハマゴロは別に本業があるらしいところが安心できて本当に助かってる。接触厨も大人になるといつでも接触出来る地下アイドルとか俳優より自分がいてもいなくても誰も気がつかない対象の方が良くなっちゃうんだな。

 

そんな感じでいろいろと考えてしまったYouTuberデビューでした。

 

過去の唸り

側にいるのに遠いから - さくらまつり

側にいるのに遠いから② - さくらまつり

笑顔で君とはさよならするよ - さくらまつり

 

おしまい